金沢の国立工芸館で開催中の「ルネ・ラリック展」。

国立工芸館「ルネ・ラリック展」サイン(内部)
photo©️Kyushima Nobuaki
今回はルネ・ラリックの数々の名品が展示されている。
その中で筆者の目を引いたのはやはり、この作品だった。
『泉の精タリア』
これと類似する作品「泉の精ガラテ」については
でご紹介した。
そこから関連部分を引用してみよう。
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夜間は内部照明が施され、水しぶきが蜘蛛の糸のように長く見えるように設計されていた。
この展示物はその一つなのである。
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ということで、前回ご紹介したのが『泉の精ガラテ』であった。
今回は『泉の精タリア』ということになる。
上記の説明のように128体の女性小立像には16種類の異なるモデルがあった、ということだが、『泉の精タリア』もその1種類ということである。
同じ噴水に使われていたので同じように見えるが、『泉の精ガラテ』と比べてみると、たしかに髪型や手の位置、衣服のデザインなど明らかに違うものといえる。

ルネ・ラリック『泉の精タリア』
photo©️Kyushima Nobuaki

ルネ・ラリック『泉の精タリア』
photo©️Kyushima Nobuaki

ルネ・ラリック『泉の精タリア』
photo©️Kyushima Nobuaki

彫像「泉の精ガラテ」
ルネ・ラリック
photo©️Kyushima Nobuaki
1925年パリで開催されたアール・デコ博覧会から101年を経て金沢でこの作品を見るというのも感慨深い不思議な体験であった。
ミュシャ、ガレ、ドーム兄弟
ちなみにこの展覧会では、その他ラリックの作品に加え、アルフォンス・ミュシャのサラ・ベルナールのポスター、エミール・ガレやドーム兄弟の作品など多数展示されていた。

ルネ・ラリック『ブローチ 翼のある風の精』
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ルネ・ラリック『花瓶 ランピオン』
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ルネ・ラリック『カーマスコット 勝利の女神』
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ルネ・ラリック『花瓶 オラン』
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ルネ・ラリック『花瓶 マーリン』
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ルネ・ラリック『花瓶 つむじ風』
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エミール・ガレ『トンボ文杯』(右)と『闘う騎士文台付鉢』
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エミール・ガレ『草花文光色ガラスデカンタ』(右)と『ガーランド文脚付杯』
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エミール・ガレ『獅子頭「日本の怪獣の頭」』photo©️Kyushima Nobuaki

エミール・ガレ『藤文花瓶』(右)と『オダマキ文花瓶』
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ドーム兄弟『チューリップ文花瓶』
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ドーム兄弟『藻魚文花器』
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ドーム兄弟『春景文扁壺』
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ドーム兄弟『たばこの花文花瓶』
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ドーム兄弟『風雨樹林文円筒形花瓶』
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ドーム兄弟『風雨樹林文鉢』
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アルフォンス・ミュシャ『民衆美術協会』

アルフォンス・ミュシャ『サラ・ベルナール』

アルフォンス・ミュシャ『サラ・ベルナール アメリカン・ツアー』
久しぶりにたいへん見どころのある展覧会をゆっくり観覧して非常に満足度の高い日であった。

