<226>「エットレ・ソットサス展」と磯崎新

1970 Osaka
「エットレ・ソットサス展」サイン photo©️Kyushima Nobuaki

<225>からつづく)

「エットレ・ソットサス展」

ちなみに、同時開催でアーティゾン美術館では

エットレ・ソットサス —魔法がはじまるとき、デザインは生まれる

という展覧会も開催中である。

会期は同じく、2026年6月23日ー 10月4日。

「エットレ・ソットサス展」サイン
photo©️Kyushima Nobuaki

「エットレ・ソットサス展」と「瀧口修造展」のサイン
photo©️Kyushima Nobuaki

「エットレ・ソットサス展」サイン
photo©️Kyushima Nobuaki

エットレ・ソットサス(1917-2007)は20世紀イタリアを代表する建築家、インダストリアルデザイナーである。

筆者も以前使用していたオリベッティのタイプライターなど斬新なデザインは見ているだけで楽しい気分になる。

「エットレ・ソットサス展」展示風景
photo©️Kyushima Nobuaki

「エットレ・ソットサス展」展示風景
photo©️Kyushima Nobuaki

「エットレ・ソットサス展」展示風景
photo©️Kyushima Nobuaki

「エットレ・ソットサス展」展示風景
photo©️Kyushima Nobuaki

「メンフィス」と磯崎新

エットレ・ソットサスは1980年代「メンフィス」という前衛デザイン運動を結成した。

メンフィス(Memphis)は1981年に結成された多国籍からなるデザイナー集団で、そこには日本からも倉俣士郎、梅田正徳、磯崎新などが参加していた。

今回の展覧会でもメンフィスのデザインによる家具のカタログやポスターも展示されていた。

メンフィスの家具カタログ
photo©️Kyushima Nobuaki

メンフィスの家具カタログ
photo©️Kyushima Nobuaki

そして磯崎新といえば、1970年大阪万博お祭り広場「デメ、デク」というロボットを登場させた人物でもあった。

また、1990年大阪花博では総合プロデューサの1人を務めた。

この辺りの話は

をご参照いただきたい。

そういえば、<225>でご紹介した瀧口修造展では、今回、

安齋重雄(1939-2020)『宮脇愛子、作家スタジオ、1973年7月』

という作品も展示されている。

この宮脇愛子さん(1929-2014)とも筆者は何度かお会いしたことがあるが、宮脇愛子さんは磯崎新さんの奥様である。

ちなみに、このお二人については、沢木耕太郎『深夜特急』にもご夫婦で登場している。
先日『深夜特急』を読み返していたところ、磯崎夫妻が登場して非常に興味深かった。

『うつろひ』というシリーズで有名な宮脇さんだが、磯崎新さんの軽井沢の別荘にお招きいただいた時にはその中庭に『うつろひ』が設置されていたことも懐かしい思い出である。

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